音が苦手な猫の安心できる場所づくり|はるくと3匹暮らしから考える

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音が苦手な猫の安心できる場所という文字と、黒白の長毛猫はるくを描いたイメージイラスト

※この記事は猫との暮らしについて書いたものです。本文中に商品購入リンクはありません。関連記事には広告を含むものがあります。

うちには、まふゆ・はるく・あきはの男の子3匹がいます。その中で、黒白の長毛猫はるくは少し怖がり。大きな音が苦手です。猫と暮らしていると、掃除や来客など、音を出さずに生活するのはなかなか難しいですよね。

正直にいうと、家の中を完璧な「猫仕様」にして、毎日細かく管理するのは私には続きません。でも、はるくが自分で落ち着ける場所を選べる家にはしたい。そこで今回は、音に敏感な猫のために今ある部屋でできることを考えてみました。はるくがどの音にどう反応するかを細かく記録した記事ではないので、具体的な行動を決めつけず、猫の行動についての資料も参考にしています。

目次

まず欲しいのは「隠れてもいい場所」

怖がっている猫を見ると、つい名前を呼んで安心させたくなります。でも、猫にとっては自分で隠れて、落ち着くまで待てる方がいいこともあります。Cats Protectionも、隠れるのは猫にとって自然な行動で、怖がっているときに無理に引き出さないよう勧めています。

私がまず確認したいのは、寝床を新しく買うかどうかより、家の中に静かな一角があるかどうか。玄関のすぐそばや、家族が何度も通る場所から少し離れたところに、猫が身を隠せるスペースを作れます。今ある丈夫な箱や、いつも使っている寝床でも十分候補になります。入口を家具でふさがず、猫が自分のタイミングで出入りできるようにしておきたいです。

高い場所が好きな猫もいますが、棚なら何でもいいわけではありません。ぐらつかないこと、上り下りしやすいこと、飛び降りた先に物がないことを優先します。「かわいい隠れ家」を作るより、猫が本当に使いやすいかを見る方が大事だと思っています。

3匹暮らしでは、逃げ場所を一つにしない

うちは3匹なので、たとえ居心地のいい場所が一つできても、そこをみんなが同時に使えるとは限りません。はるくが静かな場所へ行きたくても、まふゆやあきはがそこにいたら、別の選択肢が必要です。誰がどの場所をよく使うか、通り道で鉢合わせしないか。こういう小さなところを見ていきたいです。

猫の環境づくりを扱う獣医師団体の資料でも、多頭飼いでは休む場所や水、食事、トイレなどを複数の場所に分けることが勧められています。だから「高いキャットタワーを一台置けば安心」とは考えず、床に近い隠れ場所と少し高い休憩場所など、猫が選べるようにするのがよさそうです。もちろん、実際に使う場所は猫たちを見ながら調整します。

隠れ場所に食器やトイレを全部詰め込む必要はありません。ただ、そこから水やトイレへ行くときに、必ず騒がしい場所やほかの猫が待っている狭い通路を通る配置なら見直したいところです。閉まる扉や収納にうっかり閉じ込めないことも、めんどくさがりな私ほど気をつけたい基本です。

掃除や来客の日は、音を消すより逃げ道を残す

掃除機の音や来客の声をゼロにはできません。だから、大きな音が出る前に、猫が別の部屋へ移れるかを見ておく方が現実的です。掃除を始めてから慌てて猫を抱いて移動させるより、先に扉や通路を確認する。私には、そのくらいシンプルな方法の方が続けやすいです。

隠れた猫を何度ものぞき込んだり、来客に「かわいいから会って」と連れてきたりするのも控えたいところ。猫が落ち着いて自分から出てくるまで待ちます。音に慣れてほしいからと、わざと大きな音を近くで鳴らすこともしません。獣医師団体は、新しい音など避けられない刺激を導入するときは、猫が怖がらないペースと強さを大切にするよう案内しています。

雷や花火のように予測しにくい音もあります。そういう日は、猫が隠れられる場所を使える状態にして、無理に出さないことを基本にします。何が一番落ち着くかは猫ごとに違うので、「この方法なら絶対に平気」とは思わず様子を見ます。

「怖がりだから」で片づけず、いつもとの違いを見る

猫が怖がっているときには、逃げる、隠れる、耳を伏せる、身を低くするなどの様子が見られることがあります。これは一般的なサインで、はるくに全部当てはまると確認したわけではありません。私が大切にしたいのは、いつもと比べてどうか、という見方です。

急に隠れる時間が長くなったり、食べ方やトイレの様子まで変わったりしたら、音だけが原因とは限りません。性格のせいだと決めつけず、動物病院へ相談します。猫の気持ちを一度で読み切るのは難しいので、気になる音・隠れた場所・その後いつも通りに戻ったかを、スマホに一言だけ残すくらいから始めたいです。

買い足す前に、うちで見直したい順番

猫用のベッドや防音グッズを探すのは楽しいです。でも、置く場所が騒がしかったり、ほかの猫に通路をふさがれたりすれば、せっかく買っても使わないかもしれません。私はまず、猫が今どこで寝ているかを見て、音の出る家事の時間帯を考え、今ある箱や寝床の位置を試したいです。そのうえで足りないものが見つかったら、買うかどうか決めます。

3匹が選んだお昼寝場所については、わが家の猫たちのお昼寝場所の記事にも書いています。猫部屋に家電を置くときの音や置き場所が気になる方は、和室の猫部屋で使っている除湿機の話もどうぞ。

まとめ|はるくが選べる余地を残したい

はるくは大きな音が苦手です。だからこそ、私が「ここなら安心なはず」と一つの場所を決めるより、はるく自身が離れたり隠れたりできる余地を残しておきたいと思っています。3匹の生活も、私の家事も、毎日続きます。完璧を目指して息切れするより、静かな場所と逃げ道を少しずつ整えて、猫たちの選び方を見ながら改善していきたいです。

参考にした資料:Cats Protection「Cats Hiding」/Cats Protection「Shy Cats」/Feline Veterinary Medical Association「Setting Up the Environment for Success」。一般的な猫の行動や環境づくりの根拠として参照しました。

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この記事を書いた人

3匹の飼い主ですのアバター 3匹の飼い主です まふゆ・はるく・あきはの飼い主

まふゆ(ラグドール)、はるく(マンチカン)、あきは(ラガマフィン)と暮らしています。猫たちに快適に過ごしてほしくて、猫用品や部屋づくりを少しずつ改善中。掃除や交換はできるだけ楽にしたいタイプです。実際に使った商品の良い点も困った点も、自分の言葉で書いています。

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